カンボジアは貧困や内戦そして飢餓や難民、さらには地雷など数多くの問題を抱えています。カンボジアという言葉が喚起するイメージは、暗いものばかりかもしれません。カンボジアはようやく戦火が収まったとはいえ、20年間近くこの国を舞台に繰り広げられていた戦争は今もなお、あまりも痛々しい傷跡を残しています。 カンボジアの市場経済の導入は、人びとに格差をもたらしました。持つものと持たないものの違いは、この国においては私たちの想像を絶するほどです。地雷の撤去が必死で進められているにもかかわらず、今もなお、ジャングルには数多くの地雷が残ったままです。 その犠牲者の多くは、子どもたちで地雷を知らせる文字を読めないために、危険区域に入ってしまうためです。祖国を離れたり離れざるを得なかった人びとは数知れません。 これらはすべて現実です。しかし、カンボジアは今、元気を取り戻しつつあります。悲しいことですが、カンボジアではポル・ポト時代に男たちがたくさん殺されました。そのため現在のカンボジアには、女性と子どもたちの姿ばかりです。それでも、働き手を失ったこの国で女性たちはたくましく一家を支え、国を支えています。路地には、子どもたちの屈託のない笑顔が溢れています。 稲作を中心とした農業がカンボジアの産業の中心です。5月の雨季の開始と共に、田植えが始まり11月頃には収穫を迎えます。カンボジアの雨季は、猛烈なスコールが1時間ほど襲ってくる程度です。 今、まさに少しずつ息を吹き返そうとしているこの時期のカンボジアを訪れその活力にさらされることでひょっとしたらあまりにも恵まれた環境にいる私たち日本人が忘れてしまっていたものを得られるかもしれません。
WHAT'S NEW
カンボジアの気候は、熱帯モンスーン気候に属します。そのためカンボジアは一年中、真夏で高温多湿です。4〜5月は連日最高気温が40度を超すこともあるくらい暑く日差しも容赦ありません。 カンボジアでは帽子やサングラスは必需品です。5〜10月が雨季、11〜4月は乾季となります。ただカンボジアの雨季は、激しいスコールが1時間ほど襲ってくるだけです。 スコールが来たら傘もレインコートも役に立ちませんのでとにかく無駄な抵抗はせずに室内に逃げ込んでください。 カンボジアのホテル事情は、少しずつ改善しつつあります。プノン・ペンでは、カンボジア停戦が成立し、ホテル建設のラッシュを向かえています。これからもどんどん外国資本の豪華ホテルが建つと思われます。カンボジアのホテル事情の現状は、プノン・ペンに外資系企業が集中していることから、5星ホテルもこの地域にあります。 アチャミン(モニヴァン)通りには、中級ホテルも軒を並べています。またトレサップ川の名物にもなっているのは、川沿いに並ぶ、大型船ナガ号です。豪華カジノもそなえています。 アンコール遺跡の観光拠点となるシェム・リアプには、パック・ツアー客を見込んだホテルが建ち始めています。中級のホテルもちらほらあります。民家を改造した趣のある宿も何件か、見受けられます。 カンボジアのホテルの料金は、30ドル前後からですが、料金の割には設備やサービス共に割高といえると思います。1泊4ドルほどの、バック・パッカー向けの格安ホテルやゲスト・ハウスも増えてきつつあります。カンボジアでは、ホテル料金は米ドルで設定されているのが一般的です。米ドルか現地通貨リエルで支払います。